「国内五輪開催の年、首相が交代」のジンクス4度目…菅氏も打ち破れず
国内で五輪が開催された年は
首相が交代するというジンクスがある
菅首相もこのジンクスを打ち破ることができなかった
池田勇人首相は
日本初開催となった
東京五輪の閉会日翌日の1964年10月25日に退陣を表明した
池田氏は五輪に向けて新幹線や高速道路などの整備を加速させたが
開会式前の同年9月に喉頭がんで入院を余儀なくされていた
池田氏の後を継いだ佐藤栄作首相は
札幌五輪から5か月後の72年7月、7年8か月にわたる長期政権に幕を下ろした
橋本竜太郎首相は98年2月、長野五輪を現職首相として迎えたが
7月の参院選で大敗して辞任に追い込まれた
では、次期首相は・・・
菅内閣を「支持しない」人が6割を超えたのも厳しいが
さらに厳しい数字が出たのが
「菅首相に、どれぐらい続けてほしいか」との質問
「すぐに交代」と「9月末に行われる総裁選まで」をあわせると68.1%と
7割近い人が9月末までの菅首相の交代を望んでいる
そして自民党を支持する人を見ても
半数以上(52.5%)の人が菅首相の交代を望んでいた
こうした背景には新型コロナウイルス対策への不満があるとみられるが
自民党を支持する人でも半数以上(58.1%)の人が政府のコロナ対策を評価していない
自民支持層からも厳しい視線を向けられ
自民党内には、「衆議院選挙は、大逆風下での戦いとなる」との危機感が広がっている
こうした中で注目されるのが、事実上、首相を選ぶ自民党の総裁選挙。
世論調査では、「次の首相にふさわしい人」を聞くと
河野太郎氏、石破茂氏、小泉進次郎氏、安倍晋三氏と答えた人が多かったが
この4人は、総裁選出馬には慎重か否定的な姿勢を示している
一方、党内で出馬を期待する声が出ている
岸田文雄氏や、出馬を模索している高市早苗氏、下村博文氏は伸び悩んでいる状況
そして菅首相だが、前回の調査では9.1%、河野氏、石破氏に次ぐ3番手だっただけに
急落ぶりが目立っており
菅首相は今後、厳しい政権運営を迫られることになるとみられる
私見ですが
まずはコロナ対策と景気の回復を
早急に考えられる首相が誕生する事を祈ります
ジンクスはまた続くのか・・・・・?